楽生楽死

A-Zの備忘録的なメモ、みたいな日記

ヤン・シュヴァンクマイエルの最後の長編映画

がこの夏やる、とは聞いてたのですが、今日が封切りだそうで。

ツレがファンなんですよね。昔DVDを観たり、映画館にも行ったり、した記憶あります。まぁせっかくなので、夏季休暇の後半はヤン・シュヴァンクマイエル祭を開催することになりました。

スカイビル内のテアトル梅田でやるとのことで場所を調べたのですが、ウメキタが出来たことで大分行きやすくなりましたね。

映画はツレに奢ってもらうことになったので、ランチはこっちの奢り。牛タン食いたいとのことで、適当にバルチカ03で店に入る。周りの店に比べて気持ち高いためか、行列が出来てなくて入りやすいのは助かる。

元々は、せり鍋を食いたかったそう(以前友達と旅行したときに食い逃したそうな)ですが、流石に夏メニューにはない様子。ですんで、普通に牛タン定食1700円を。牛タンの量は控えめですが、ミニとはいえタンシチューが付いてくるのが嬉しい。

時間に余裕があったのでスカイビル界隈をフラフラしたのですが、観光客多いですねぇ。展望台とか普通に行列出来てるっすよ。

1本目は「蟲」。これが最後の長編映画、とのこと。観た後は不思議な感覚を受ける。白昼夢を見てたような感じ。そう受け取るように作ってるような感じがする。途中にシームレスにメイキング映像やインタビュー映像が挿入されてきて、また内容が舞台をネタにした話でもあるため、映画の役、映画の役が演じる舞台の役、演じてない(でもカメラはまわってることを認識した)メイキング映像での役者、とが混在したまま話がすすむので、同一人物でも同一人物でないような、ふわふわとした感じを受けて、それが夢っぽく感じるのかも。知らんけど。まぁこういうメタっぽい構造は、アートな映画ではよくやるんじゃねーの?知らんけど(映画は本当に知らない)。
ただ、なんだかんだでテンポもよく、最後は無駄に爽やかさまで感じたので、思ってたより良かったのでは。ヤン・シュヴァンクマイエル映画にしてはすっきりしてる気もする。

2本目は「錬金炉アタノール」。これはドキュメンタリーですね。僕は初視聴。調べてみると2020年製作だそうな。今までヤン・シュヴァンクマイエル本人について調べたりしたことなかったので、思ったより楽しめた。えらい愛妻家なんやね。それにずっとついてまわるプロデューサーらしき人がいてて納得した。そりゃ、そういう人間がいないとあんな映画が日本にまで届くわけないわな!案の定、ヤンとはアートと商売との綱引きで喧々諤々でしたが。また、食事を嫌ってるってのを理由と共に初めて知りまして、だからあんな風に憎たらしく気持ち悪い食事シーンを撮れるんだなぁと。