ツレは実はFSS好きなのですよ。俺も結構好きですが。
ツレが友達経由でTOHOシネマズ梅田でやる、というのを聞いたらしく、観に行きたいとのことだったので、まぁせっかくなので、と行ってきました。
事前情報は入れてなかったのですが、いうても結構前の映画なので、チョロチョロとしたネタバレはくらってるので、凄いプラスにもマイナスにも振れるような衝撃はなかったです。箇条書きすると、
- まぁオーソドックスな話ですね。ロードムービーというか。
- 一々髪がなびくなびく。男女とも。でも雲は動かない(背景美術は綺麗けどそこは手をかけない、昔のアニメみたい)
- 動きやポージングがまさにFSSという感じで、永野が細かくチェックしたんだなぁと思わせる。
- トリハロンが食ってた飯も一瞬映っただけだけど、めちゃ気合入ってた。
- ロボ戦は、まぁ永野がやるとこうよね、みたいな感じ。FSSとかでも一発でボカーンみたいな感じだからなぁ…。起動シーケンスなんかを見てよ!ってことなのでしょうが、確かに独特。これがモーターヘッド(ゴティックメード)なんやなーと。
- 音にはこだわってる、とどこかで聞いた気はするが、まぁ判らないでもない。でもこれはどんな映画もそんなもんでは?とも思う。ただ、細かい色々な音を省略せずに入れてそうな気はした。
- スタッフロールの後にキャラクターズが始まったのが一番予想外で面白かった。まぁ、FSSですからね。
- 最後のクリスやエストが動いてるところが観れて、特にファティマ(これはアシリア・セパレートっていうでしたっけ?)がSFチックで大変よろしかった。こういうのは漫画では伝わりづらいので、永野が考えてる音や色や動きがアニメで表現されるのは大変判りやすい。
みたいな感じでFSSとしては楽しかったけど、映画としてはまぁ良くはないな…という感じ。今後、ファティマのキラキラしたシーンを漫画で読むときの解像度が上がったのが一番の収穫。