楽生楽死

A-Zの備忘録的なメモ、みたいな日記

ツレが見たいというので、

久しぶりに映画館で映画観賞。すずめの戸締り。君の名は、はTVで見た、その次のヤツは未視聴。

開始早々にイケメンが無機物にされてしまって画面からカップル臭が脱臭されておったり、登場人物がほぼほぼ善人で構成されてて(特に芹沢さんは良い人すぎる)不愉快な場面がないように配慮されてたり、色々懐メロが流れておっさんおばはんへサービスしたりと、色々と考えられた映画でした。テーマは震災でした(君の名は、以降は全部そうかもしれんが)が、実際に被災した人からしたらエンタメ化されるの嫌かもしれんけど、これくらいのタイミングで取り上げられておる方が風化されないのでいいのかも。その内、TVでも頻繁に流れるようになるのかもしれんので、その時どれくらいクレームがくるか、でしょうか。

話の中身は、まぁ。理屈は判らんが地震をおこす悪いやつを封印するぜ!やったZE!みたいな勢い重視。ついでにようやく親を亡くした思い出などなどと向き合えて前向きに生きていくぜ!という感じの自己救済物語で、こんなもんでいいのか?まぁいいかみたいな。最後までイケメンを諦めず自分の過去と向き合ったりするあたりはナイスガッツといえた。まぁ廃墟の風景と、そこを走り回る椅子のアクションは見てて面白かったので良かった。