楽生楽死

A-Zの備忘録的なメモ、みたいな日記

「アシャワンの乙女たち」を読みました。

最初店頭でカバーを見たときは、牧野修が書いた本とは気がつきませんでしたよ。この本を読んでると牧野は勧善懲悪ものが嫌いなんじゃないかと思えてくる。善玉の方がスゲェ胡散臭い書かれ方をしてますしね。相変わらず人間が狂っていく過程の描写は牧野らしくてヨロシイ。この人の書くキチガイがスゴく独特で僕は好きなんですよね。
ただ、無理やり一冊にまとめてしまってるので、後半駆け足過ぎるような気はするので、他人には薦めづらいです。あと、バロム1ですし。いや、僕は爆笑しましたが。変身シーンは、わざわざ挿絵も描くくらいの重要シーンみたいですし。