楽生楽死

A-Zの備忘録的なメモ、みたいな日記

通勤途中でようやく

「連射王」を読了。なんという青春小説。これ、タイトルから想されたゲームは達人、達人王あたりから怒首領蜂を経由する東亜系STGだったんですが、ゲームの中身は彩京っぽくもありますね。こういうものを題材に選びつつ、ちゃんと話を成り立たせるっていうのは、凄いなぁ。もしくは、スタンド使いっぽい異能力者や押しかけ人外娘みたいなファンタジー的存在にまで希少化されてしまっているのかもしれません、STGのプレイヤーが。
しかし、これはストーリー以前に、自分のゲーセンでの思い出の方が懐かしくフラッシュバックしてきて、妙な気分になりましたよ。
先輩が百万石で怒首領蜂をプレイしてるのを初めてみたときのこと、先輩や友達に教わりながら怒首領蜂を一緒に攻略し始めたこと、初めてワンコインで1周したときのこと、レゲーとして入荷された達人王を遊んでみて地味なのにえらい難易度に挫けたこと、普段あまりゲーセンに来ない友達が怒首領蜂を始めたのでレクチャーもどきをしたこと、その友達が最終的になんとか1周クリアできたときのこと、GIGAぐわんげを遊んでていきなり人に囲まれ不審に思って振り返ると研究室の面々だったときのこと、スターダストに入った怒首領蜂2が残念な感じだったこと、大往生が出た頃は既に社会人で、周りにゲーセン仲間はなく、一人でゲーセンに通い、1周クリアしたこと、今も付き合いが続いてる人達も居ますが、音信不通で殆ど縁が切れてしまった人達のこと、などなど。
STGは下手の横好きで、そこまで真面目に取り組んでない僕ですら、思い出が溢れ出してくるのですから、もっとレベルが高く真面目にSTGに対して向き合ってた人は、もっと胸に来るものがあると思います。あ〜、火蜂倒してないもんなぁ…。というか、2周目はSTAGE5までしかいけてなかったですよ。これは後悔かもしれません。今、このタイミングでLiveに出てくれれば、3000ゲイツくらいならポンと出してしまいそうです。久しぶりにガッツリSTGを遊びたい気持ちになってしまいました。行くか、ゲーセン。