楽生楽死

A-Zの備忘録的なメモ、みたいな日記

適当なホテルの朝飯を食って出発

まずはトントゥビレッジ。いわゆる原発PR館。東北電力東京電力原発の狭間に建築された素敵施設。まぁ、東電の原発の工事は止まってるんですが。綺麗な施設を作ってもらってええのう…。




こっからガッツリ移動して本州最南端の大間岬。昨日は雨でしたが、今日はいい感じに晴れててグッド。一本釣りの街なんですね。原発ができたら原発の街になれるのに。






周辺の海鮮丼を食わす店が軒並み3000円オーバーの値付けだったので、少し離れて、食事処ばんやめしで刺身定食を。

ばんやめし - 大間町その他/魚介料理・海鮮料理 [食べログ]


むつ科学館。原子力船むつの展示がメイン。やー、このサイズ感で展示してくれると判りやすくていいな。






んで、メインの恐山です。

山を登ってるときは感じなかったのですが、湖が見えたとたん硫黄臭が酷い。ま、直ぐ慣れるんですが。晩飯までひとまずグルリの散歩。























ある程度知ってはいましたが、独特な景色ですね。特に山間部がそこそこ紅葉してて綺麗なのに、周囲が草木も生えない不毛の大地、みたいな感じでなかなかグッときます。いくつかの場所では温泉が湧いており、グジュグジュという音がたまにします。お地蔵さんや風車のイメージはありましたが、その辺の草木に手拭いを結び付けてあったりして、予備知識なしで来ると若干ビビります。後、風が常時吹くためか、硫黄の滞留もなく(安全)、たまに聞こえる波の音がいい感じ。ただ、そこまで広くないので、1周、のんびり歩いて40分ってところ。近畿圏にあるような無駄に広くて立派な寺院仏閣に比べるとこじんまりしてますが、オリジナリティは抜群です。

夜は精進料理。まぁ、こんなものでしょう。思ってたよりしっかり食えました。

その後は和尚のトークライブ。南さんという方ですが、噺家みたいにトークが上手い。合間合間に仏の教えを混ぜつつも飽きさせずに1時間以上。プロの技ですね。しかし、この人はブログ書いたり本を書いたり、精力的に活動してますねぇ。

恐山あれこれ日記

その後、まずは内湯に。参道の傍に風呂があるなんて、ここだけでは。かなりの硫黄臭ですが、なかなか良い湯。その後、しっかり洗い流すため、大浴場へ。あぁ、マッタリ。

夜はご当地お惣菜やお菓子を食いつつ駄弁ったり。いか寿司といいつつ、米が一切なくキャベツだけが詰め込まれた郷土料理は微妙に納得できませんが、酢の物の一種と思えば美味い。タコとか入れるしね、酢の物。