楽生楽死

A-Zの備忘録的なメモ、みたいな日記

このGWくらいに買って

ずっとチマチマと遊んでました、「真女神転生4FINAL」。メーカーの事情としてデータやシステム周りの使いまわしをするのは、理屈としては判るのですがユーザーとしてはあまり好みではない(なので、ペルソナも3は遊んでるけど4はスルーした)僕としては、当初は遊ぶ予定はなかったのですが、ちょうど何か遊びたい病が発病したので遊ぶことに。


真・女神転生IV FINAL (2016年2月10日発売)


システム周りは4と同じで遊びやすい。戦闘も今ではATLUS系のRPGでは定着した、弱点を突くと有利になるシステムで、なんだかんだで楽しいです。4もそうでしたが、悪魔の種類も盛り沢山(SFC時代のアナログ絵ベースの悪魔とかも居たり)でオッサンには嬉しい。


ただ、シナリオ自体に少し不満が。これはオッサンだけだと思うのですが、女神転生シリーズとペルソナシリーズは違うものと考えてまして、前者は神と悪魔との争いに人間が否応なく巻き込まれていく形、後者は悪魔エッセンスが振りかけられてる人間同士の争いを仲間との絆(と悪魔:ペルソナの力)で解決していく形みたいな感じで。どちらが良い悪いではなく、どちらも好きで楽しんでるのですが、今回のソレは女神転生の名を冠しているにもかかわらず、ペルソナ臭が結構する。申し訳程度にロウ・カオス両ルートも存在しますが、露骨にニュートラルに誘導(というか、それがメインシナリオで他がサブ的な扱いか)され、仲間との絆が重要視されます。むー。そういうのはペルソナでやって欲しいんですが…。いや、別に絆が嫌っていうのではないのですよ、ペルソナも好きですし。ただ、ニュートラルへ誘導されるのが嫌なだけで。1本道のRPGも好きで遊びますが、女神転生でそれは違うやろ、と。


まぁ、今回は番外編的なタイトルなので許容できましたが、メインのナンバリングタイトルでこんなの出てきたらスルーです。ただ、初期の開発者なんて基本いないでしょうから(エンドロールに金子一馬の名前は世界観原案としてありましたが)、昔の雰囲気が変わっていってしまうのはしょうがないのでしょうね。